箱根の中でも東京・横浜からアクセスの良い箱根湯本の日帰り温泉を紹介します。電車で行くと、ロマンスカー、新幹線や二階建てグリーン車に乗れます。車で行く場合も西湘バイパスで海沿いをドライブすることが出来、道中も楽しむことが出来ます。
箱根湯本温泉とは
箱根湯本は、箱根観光の入り口です。小田急ロマンスカーで箱根湯本駅まで新宿から1本で行けます。また、新幹線で小田原まで行き、箱根登山鉄道に乗り換えれば、東京から1時間弱で行くことが出来ます。
駅前には土産物屋や温泉宿が広がっていて、散策を楽しむことが出来ます。
日帰り温泉施設のおすすめ
ずばり、管理人のおすすめは、電車で行くなら「湯本富士屋ホテル」、車で行くなら「湯の里おかだ」、貸切風呂なら「箱根湯寮」です。湯本周辺の大型日帰り温泉施設を4つを独自評価すると下記の通りです。どの施設も、入管直前でもアソビュー経由でチケットを購入すると安く入場できます。
通常大人 | アソビュー価格 | アクセス | 設備充実 | 設備維持 | 混雑度 | 貸切風呂数 | |
湯本富士屋ホテル | 1,800 | 1,500 | A | C | A | A | 4 |
箱根湯寮 | 1,800 | 1,500 | B | B | A | C | 19 |
天成園 | 2,530 | 2,090 | C | A | B | B | 12 |
湯の里おかだ | 1,450 | 950 | C | B | B | B | 1 |
A:優、B:良、C:可
箱根湯本の日帰り温泉に割引で入る方法
多くの日帰り温泉施設は、じゃらんやアソビューなど、旅行会社で事前購入すると割引で入れます。じゃらんやアソビューは、スマホで当日に購入することが出来るので、施設の入り口でも購入可能です。各施設にリンクを付けるので、ぜひ確認してください。
箱根湯本の日帰り温泉施設の解説
①湯本富士屋ホテル
アクセスが良く、高級ホテル併設施設なのでゆっくりできます。箱根湯本駅を降りて、情緒ある赤い歩行者専用の橋を渡ると、入り口にたどり着きます。このホテルの山中にあるクラシックホテルの富士屋ホテルの系列で、結婚式場も備えた格式のあるホテルです。
このホテルの温泉施設が日帰り温泉で開放されています。浴場が大きく混雑時でもイモ洗いになることなく、高級ホテルなので設備の維持もしっかりしています。夏になると、プールも日帰り利用でき、2020年のコロナ禍で多くのプールが閉鎖や人数制限していた時も楽しめました。また、料金も1,800円と比較的安価なのも嬉しいです。
あと、ホテルのフロントの前の池に金魚がいて、子供がいるとドアマンの方が金魚の餌をくれます。ガキはそれだけで大喜びです。また、夏になると金魚の横にカブトムシの箱が置かれ、ドアマンのオジサンがサービスで掴ませてくれます。
大事なことですが、当日でもアソビューでチケットを購入すると、300円安く1,500円で入れます。
②箱根湯寮
小田急系の施設のため、箱根フリーパス等でよく周知されています。箱根湯本駅から無料送迎バスが15分に1本あり、アクセスは比較的良いです。以前”ひめしゃらの湯”として営業していた施設を、最近改装しました。小田急の資本力を生かしているため、古民家風の良い感じの施設になっています。
この施設の特徴は、貸切風呂が19室もあることです。家族やカップルで貸切風呂に入りたい場合は、この施設がおススメです。
ただ、大浴場はあまり大きくなく、休日になるとイモ洗い状態になります。また、大浴場に入れるのが小学生以上のため、未就学児と行くと貸切風呂が必須になります。大浴場は、狭い割に混雑していて、貸切風呂目的以外は、おススメできません。
料金は、通常1,800円で、アソビューでチケットを購入すると、300円安く1,500円で入れます。
③天成園
宿泊施設の最上階の温泉施設を日帰り温泉向けに開放しています。浴場には様々な風呂があり、いくつか回ることが出来ます。ただ、価格が大人2,530円と価格が高めで、駅からのアクセスも良くありません。館内着の貸し出しがないものの、施設のレベルが似ていて近隣の湯の里おかだの方が私は好きです。
この施設もアソビュー経由でチケット購入すると、440円安く2,090で入れます。
④湯の里おかだ
アクセスが悪いですが、施設が充実し、料金が安いのでおススメです。
車で行く場合は、アクセスの悪さが問題にならないので良いと思います。
電車で行く場合は、箱根湯本駅から100円で乗れる温泉郷巡回バスに乗って向かいます。ただ、バスが宿泊施設のフロントに着くのに対し、そこから館内を10分くらい歩いて日帰り温泉施設の受付に向かうことになります。車を使わないで向かう人は、アクセスの悪さを覚悟する必要があります。
料金は通常1,450円で、アソビューを使うと950円です。また、この施設の子供料金が半額以下の通常600円、アソビュー経由で450円になるので、複数の子供を連れていく場合は、コスパが良いです。
子供と箱根への日帰り旅行のススメ
相変わらず下品なブログですが、コスパを意識した、私の日帰り箱根ルーチンを解説します。
土休日回数券を使って町田駅へ
私は、地元の駅から土休日回数券を使って、横浜線の接続駅に向かい、そこから町田を目指します。土休日回数券は、東京メトロや東急など私鉄で発売されている回数券で、約30%OFFで土日に電車に乗れます。詳細は、以前紹介した下記記事を参照ください。
ロマンスカーは、GSEかVSEの1号車を予約
箱根に行くなら小田急の特急ロマンスカーの展望室付きのGSEかVSEで運転する列車に乗ることがおススメです。運転される車両は、ロマンスカーの予約サイトや時刻表から運確認することが出来ます。
特にGSEという最新型の赤いロマンスカーが最新型で一番のおすすめです。
また、2022年3月で引退が決まった、VSEという白いロマンスカーも良いです。登場から19年しか経っていませんが、構造が複雑なため比較的車歴が浅いのに引退が決まりました。
ロマンスカーの展望席はプラチナチケットで、発売日に予約しないと取れません。展望席が取れなくとも、1番前の車両(箱根湯本行きだと1号車)を予約するべきです。1号車なら後部座席でも前面展望がそれなりに楽しめます。また、途中の小田原で展望席に乗っている人が降りるので、そのタイミングで展望席に移ると子供が喜びます。
車内では、特急列車なので、周囲を気にせず昼から酒を飲んだり、マクドナルドのハッピーセットを食べられます。年に1回くらい、ハッピーセットのおもちゃがロマンスカーなことがあるので、その時は大人もハッピーセットを食べてロマンスカーを当てましょう。
箱根湯本に日帰り温泉を「アソビュー」や「じゃらん」から予約
前述の通り、当日でも「アソビュー」や「じゃらん」から予約すると割引になるので、事前に温泉のチケットを購入しましょう。
帰りも箱根湯本から小田原までロマンスカーに乗る
ロマンスカーの展望席は、予約が非常に難しいです。裏ワザとして、先頭の展望席に座れる可能性があるのが、末端区間です。箱根湯本→小田原のロマンスカー特急券は、ホームで発売されていて大人200円で購入でき、自由席(空いてる席に座ってよいという運用)です。箱根から新宿行きのロマンスカーは、小田原・町田などの途中駅から乗客が乗ってくるため、箱根湯本→小田原は、展望席が空いていることが多いです。
もしロマンスカー好きのお子さんでしたら、発車直前に展望席の空きが分かれば、小田原までの自由席特急券で乗ると、プラチナなロマンスカーの展望席の一番前を満喫できます。
似たようなケースでJRの人気列車サフィール踊り子の展望席も、末端区間なら予約できます。
小田原からは、新幹線で横浜・東京へ向かう
疲れた帰りは、小田原から新幹線に乗りましょう。小田原から新横浜まで15分、東京までも30分で到着します。もし計画的に行くならドクターイエローの運転日を狙っていくと、東京駅19時ころにドクターイエローを拝んで帰ることが出来ます。
箱根湯本への日帰り温泉は、一石二鳥
神奈川県出身の私は、幼少期から箱根に通ってきました。イメージより箱根は近く、行楽地として素晴らしいです。是非皆さんも日ごろの疲れと、子供の鉄分補給のために是非試してみてください。