サフィール踊り子は大人気で、週末はコロナ禍でも全席埋まっているようです。特に8号車の展望席は、争奪戦が厳しいチケットです。このチケットを予約する裏ワザを紹介します。
結論:伊豆急行線内だけを予約して乗りましょう
先にこのブログの結論です。JR線内からのチケット争奪は大変難しいですが、伊豆急下田近くの末端区間が空いていることがあります。伊豆急行線内だけの展望席の指定席を購入しましょう。
JR線から乗ってくる乗客は、熱海・伊東・伊豆稲取でどんどん下車していきます。後述の通り、伊豆急行線内だけの指定席券は、JRの窓口で買えないので、伊豆急下田に行くにつれて空席が増えていきます。
逆に、伊豆急下田から途中駅までも空いていることが多いです。
プラチナな展望席とは
先頭座席に傾斜があった、スーパービュー踊り子ほどではないですが、全面展望が楽しめます。
東京から伊豆急下田方面に乗車時は、1号車1A/1Bが先頭になります。
伊豆急下田から東京方面に乗車時は、8号車1A/1B/1Cが先頭になります。
伊豆急行線内だけ予約するメリット
景色のハイライトは、伊豆急行線内です
海岸線に迫って、眺めの良いのは、伊豆急行線内です。東京方面から乗車すると、伊豆高原を過ぎてから海が見えて眺めがよくなります。東京から伊東や伊豆高原までの乗車では、海岸線の車窓を楽しめません。
料金が安い
プレミアムグリーン料金が、東京~伊東間が5,350円(通常期)なのに対し、伊豆急行線内は一律で2,120円です。伊豆急行線内の方が乗車時間に対してコスパが良いです。
また、東京発の列車の展望席が伊東から先の区間で空いている場合、東京~伊東と伊東~伊豆急下田で分けて購入しても、会社がJRと伊豆急で分かれるので、通しで買っても、分けて予約しても料金が一緒です。
サフィールを乗った帰りにリゾート21に乗るのも楽しい
展望席乗るためだけに伊豆急下田まで行った場合、帰りはリゾート21に乗りましょう。伊豆急行線の普通列車には、元特急車両を使った豪華普通列車(リゾート21)が毎日運転していて、サフィール踊り子の展望席と組み合わせて乗れば、大満足です。
指定席券の購入の仕方
サフィール踊り子の伊豆急行線内のみ乗車する指定席券は、JRの”みどりの窓口”や”えきねっと”では買えません。買えるのは、特急停車駅(伊豆高原駅、伊豆熱川駅、伊豆稲取駅、河津駅、伊豆急下田駅)、主な旅行代理店です。
出展:伊豆急の公式HP
”主な旅行会社の代理店”というのは、伊豆急に電話で問い合わせても把握していないそうです(えぇぇ)
管理人は、神奈川県内のJTBでトライしたところ、簡単に購入することが出来ました。
手数料として、1回の手配に1,100円の費用が発生しました。
具体的な伊豆急行線内のチケットの購入手順
①空席の確認
まずは、乗車する日の展望席に空席がないか、えきねっとで検索します。
伊豆急行線内で完結するチケットは、えきねっと・みどりの窓口で空席確認をシートマップでできますが、購入できません。
*1号車のプレミアムグリーン車は、えきねっとで扱っていないので、指定席券売機かJRのみどりの窓口で空席を確認します。
出展:サフィール踊り子公式HP
②旅行社へ購入の可否を確認
前述の通り、伊豆急でもどこの旅行者で購入できるか把握していないそうです。
管理人の経験では、JTBで購入出来ました。各旅行社に電話で確認してみましょう。
旅行社の中でも伊豆急が東急グループに所属するので、東急トラベルサロン(リンク)の各店舗では扱っている可能性が高そうです。
サフィール踊り子の乗車記
管理人は、展望席ではないグリーン車で横浜~伊東間に乗車しました。
サフィール踊り子、本当良い列車です!今までは、小田急ロマンスカーが一番上質だと思っていましたが、それを上回る快適さです。
シートは、フットレストやリクライニングが電動で動きます。また、シートが横に3列なのでゆったりとしています。
天井は、天窓がついていて、開放感が抜群です。
そして、優雅なのが車内放送の最初に流れるチャイムが神です。専用の曲で、列車のイメージに合う優雅な曲です。
本当に日本一豪華な特急列車だと思うので、是非列車の旅を楽しんでみてください。
どうしてもサフィール踊り子の予約したいなら
週末や夏休みは、そもそもサフィール踊り子の指定席が取れない場合があります。JR東日本のびゅうの旅行商品に、サフィール踊り子と伊豆の温泉宿がセットとなっているプランがあるので利用してみてください。